こんにちは、あねたくです。
元看護師でFPの資格を持っているあねたくが漠然とした「看護師を辞めたい!」という思いを解消する情報を発信しています!
「看護師になるために奨学金を借りようと思ってるけどどれを選べばいいの?」、「結局何を考えて選べばいいの?」と悩んでいませんか?
今回は看護師になるために奨学金を借りようと思っている方に向けて何に注意して奨学金を選べばいいのかを解説します。
僕は奨学金を借りて大学に行きましたがよくわからず適当に選び後悔しました。
看護師になって奨学金のせいで自分のしたいように動けない人もいるので後悔しないために要点を抑えていきましょう!
- 奨学金の種類について
- 自分にあった奨学金の金額
- 後悔しないためのポイント
この記事は約12分で読めます!
奨学金とは
奨学金とは
- 進学のための費用
- 借金する
ということを押さえておきましょう!
一番有名なものでは日本学生支援機構の奨学金があります。
奨学金の種類
奨学金には大きく「給付型」、「貸与型」の2種類があります。
さらに看護師の奨学金には「病院の奨学金」、「県の奨学金」があります。
それぞれ概要を押さえていきましょう!
給付型奨学金
給付型奨学金は
- 返済しなくていいが
- 条件が厳しい
奨学金です。
条件とは世帯年収や評定などの成績(在学中も)です。
うちは親が共働きだったので無理でした!
貸与型奨学金
貸与型奨学金は
- 返す必要がある
- 利子有りと無しがある
- 条件は比較的ゆるい
奨学金です。
貸与型なので返す必要があります。
その中でも利子を払わなくても良い無利子と払う必要がある有利子があります。
無利子は借りた分だけ返すものですが
有利子は利子を上乗せして返す必要があります。
そのため返済額は多くなる点に注意です。
条件は給付型と内容は同じですが基準はゆるくなります!
ゆるい順に貸与有利子>貸与無利子>給付となります!
病院の奨学金
看護師特有の奨学金として病院の奨学金があります。
- 決まった年数その病院で働くと返済が免除される
- 就職を約束するものではない
- 転職しづらい
奨学金です。
働く必要はありますが返済が免除されるのはありがたいです。
しかし、決まった年数拘束されるので自分がやりたいことができたり辞めたいと思ってもやめられないという状況になってしまいます。
もし辞めた場合一括で返済を求められることもあるので注意です。
また、借りた病院に就職できると約束されない場合や国家試験に落ちると返済が始まったりプレッシャーが大きいことも知っておきましょう!
県の奨学金
県などの地方自治体が看護師になるための修学資金援助として病院奨学金のような制度を行っていることがあります。
- 病院奨学金のように決まった年数で免除される
- 県内の指定の医療施設など選択肢がある
奨学金です。
こちらのほうが病院奨学金よりも施設に選択肢があるのが特徴です。
そのため対象施設なら転職しても免除してもらえる自治体があることも良い特徴ですね!
奨学金を借りるメリット
看護師になるために奨学金を借りるメリットは
- 勉強に専念できる
- 利子が低い
です。
詳しく見ていきましょう!
勉強に専念できる
まとまったお金が入るので勉強に専念できます。
勉強しながらバイトでお金を工面しようと思っても意外と出費が多く大変です。
基本、実習の期間はバイトできないと考えておいたほうがいいです。
僕は看護大学に行っていましたがバイトしていたのは2年生まででした。
バイトをしていた2年間もテスト期間はやらないなどあまりしていませんでした!
実習や国試の勉強がある3年生と4年生はほぼバイトをせずに勉強していました。
ぜひ参考にしてください。
利子が低い
奨学金はほかの借金に比べると利子が低いです。
利子は将来返済する時に大きく関わるので重要です。
また、期間が長いほど利子を多く払うことになります。
奨学金は返済期間が長いのでより注意が必要です。
奨学金を借りるデメリット
次に奨学金のデメリットは
- 将来の経済的負担
- ライフプランに影響を与える
などが考えられます。
将来の経済的負担
奨学金は借金になるので返済が必要です。
将来毎月返済する必要があります。
また、結構長い期間返済するので一回の額はそんなに多くなくても長年になるときついです。
ライフプランに影響を与える
決まった場所に就職すると免除になる奨学金では自分が働くところを決めてしまうことになります。
そうなると自分のライフプランに影響が出ます。
結婚や転職するときに奨学金が足かせになることがあります。
後悔しないためのポイント
実際に奨学金を借りる時に後悔しないために注意するべきポイントを見ていきましょう!
- 返済ができるだけ少なくなる奨学金を優先する
- 自分に必要な分だけ借りる
- 在学中に必要な資金についても考える
返済が少なくなる奨学金を優先する
給付型や貸与型など奨学金の種類を説明しましたが返済が少なくなる奨学金を優先させましょう!
給付型→貸与型の無利子→貸与型の有利子の順に借りられるか検討しましょう!
病院奨学金等の一定期間働くと免除される奨学金は今の段階で少しでも興味がある、働いてもいいなと思う施設の奨学金にしましょう。
決まった期間自分が働いてもいいなと納得できるなら使っていきましょう!
自分に必要なだけ借りる
奨学金は自分に必要な分だけ借りましょう!
大学や専門学校など自分に必要な金額は違います。
借金なので将来返す必要があります。
借りられるだけ借りようとすると利子を払うことにもなるため無駄なお金を支払うことになります。
在学中に必要な資金も考える
在学中は学費以外にも
- 教科書代
- 制服代
- 実習費用
- 一人暮らしの生活費
など結構お金がかかります。
また、実習中は基本バイトをしてられないほど大変なので気をつけましょう!
まとめ:奨学金で後悔しない選択をしよう!
今回は奨学金を借りる時に後悔しないためのポイントをお伝えしました!
まだ看護についてなにも知らない段階で選ばなくちゃいけないのに看護師になってからもつきまとってくるので後悔しないようにポイントを押さえて判断していきましょう!
もし返済に困った場合どうすればいいか解説した記事もあるので備えとしてどうぞ!
以上、あねたくでしたー!
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